手帳の書き方がわからない! 手帳の空白が目立つ。どうしたらいいかわからないから手帳が続かない…。
そんな三日坊主常習犯だったわたしでも、さとうめぐみさんの「2度書き」手帳術と出会ってから、10年以上の手帳愛用者となりました。
息子を出産後はなかなか手帳を書けなくなったものの、仕事のスケジュールやタスク管理は基本的にこの「2度書き」手帳術の書き方で管理しています。
基本の書き方としてこの手帳術が身に付けば、あなたが書きやすいようにアレンジして大丈夫。手帳の書き方の入門としてとてもおすすめの手帳術なので、ぜひ取り入れてみてください。
「2度書き」手帳術とは
「2度書き」手帳術とは、手帳セラピストのさとうめぐみさんの著書で紹介されている手帳術です。→手帳セラピーの手帳の書き方
マンスリーにその月の予定をどんどん書いていき、1週間の始まりにはマンスリーの予定をウィークリーに書き写すことを基本とした手帳術です。
マンスリーには他人との約束(スケジュール)を書いていき、週初めにはマンスリーに書いたスケジュールをウィークリーに書き写し、さらに自分との約束(タスク)も書いていきます。
「2度書き」することによって、点だった予定が線でつながりその週の流れをとらえやすくなります。
1週間の見通しが立ったという安心感から自発的に1週間をコントロールしているというプラスのイメージが生まれます。
ほかにも、手帳や日常生活を充実させる手帳セラピーのメソッドがたっぷりつまった「2度書き」手帳術。
手帳を本格的に活用したい方、手帳の書き方がわからない方、もっと毎日を充実させたい方におすすめです。もちろん男性にもおすすめの手帳術です。
時間管理に最適なツールは手帳
学生でも社会人でも「スケジュール管理」は社会生活で必要不可欠なスキルであることは間違いありません。
時間を管理することができれば、仕事を定時で終わることも可能だし、趣味の時間を増やすこともでます。
そして、時間を管理するのに最適なツールが手帳。手帳を活用できるようになると、時間を効率的に使うことができるようになり、仕事の業績が上がったりプライベートでは趣味を楽しむ時間が増えるなどうれしい効果も期待できます。
じゃあ、手帳ってどういう風に書けば活用できるのかな? と思っていた時に出会ったのがこの「2度書き」手帳術。
↓こちらの本です。
この本は、手帳に書ときの具体例や書き方の見本がたくさん載っているため参考にしやすいです。また、書き方のレッスンがステップアップ方式なので少しずつ取り組めるところが初心者にはいいです。
「2度書き」手帳術とはどんなもの?用意するのはマンスリーとウィークリーが分かれた手帳と5色のカラーペン
ここからは具体的な手帳の書き方を解説します。詳しくはさとうめぐみさんが紹介されているので、わたしが実践した内容で、とても簡単に紹介します。
「2度書き」手帳術を始めるのに必要なものは?
「2度書き」手帳術を始めるために必要なものはこのふたつだけです。
- 手帳(マンスリーとウィークリーページがあるもの)
- 5色のカラーボールペン
ここからは、もうすこし詳しく解説します。
「2度書き」手帳術でつかう手帳はウィークリーで!
「2度書き」手帳術で使用する手帳の条件は、マンスリーとウィークリーのページがある手帳です。
ウィークリー手帳はマンスリーページもセットされているものが多いのでウィークリー手帳であれば基本は大丈夫です。
ごく一部の手帳ではマンスリーがついていない場合がありますので、念のため購入する場合は確認しましょう。
わたしは、バーチカルの手帳をつかっていました。一日の流れ、一週間の流れがつかみやすいのでおすすめです。
5色ペンは 赤、青、黒、緑、好きな色を用意しよう!
「2度書き」手帳術で使用する5色ペンは、5色が1本にセットできるものが便利ですが、なければ別々のボールペンでもOK。
「2度書き」手帳術で手帳を書いてみよう!
「2度書き」手帳術基本の書き方
- マンスリーにスケジュールを書く
- 週初めにマンスリーからウィークリーに予定を書き写す(二度書き)
- ウィークリーには予定だけでなく自分との約束(タスク)を書く
ルーチンワーク(例えば、平日は仕事など)もしっかり手帳に書いていきます。朝から晩まで働いているのに、手帳がまっしろだと何もしていないような罪悪感にかられませんか? ”8-17時 仕事” と、しっかり書きましょう。
手帳タイムを確保しよう!
「2度書き」手帳術の基本の書き方のマンスリーからウィークリーへの転記は週の初めに行います。
週の初めである日曜日の夜または月曜日の朝に15分程度の「手帳タイム」をつくり、マンスリーからウィークリーに転記しましょう。
手帳は書くだけではなく、それを見ることが大事です。とにかく朝昼晩手帳を開く習慣をつけましょう。
とにかく時間さえあれば手帳を開いてながめてみましょう。そして、なかなかできなかった自分との約束(タスク)は、あたまにチェックボックスを書いて予定の合間に書き入れます。→タスクとスケジュールの違いって?
最初は100均の手帳から。まずは書くことに慣れる。
わたしが「2度書き」手帳術を知ってから買ったのは、実はseriaの100円の手帳。
マンスリーとウィークリーのページがしっかりあり、いわゆるバーチカルタイプと呼ばれる手帳。
時間軸が縦にとられていて、上から下に予定をたっぷりかけるため、一日の流れをしっかりイメージできます。
その手帳は本にある見本のとおりに書ける理想の手帳だったため3年ほど愛用。
100円の手帳に、なぜかカバーは3000円のものを使ってました。
当時、わたしがベストと思った手帳が100円で売っていたという理由です。
100円の手帳のいいところは、気軽にチャレンジできることです。
手帳は1月とか4月に多く発売されます。もし、「2度書き」手帳術を思い立ってやってみたいと思った時、あなたにぴったりの手帳がなければ始められません。
初めて手帳を買う人にとってはその手帳のレイアウトが自分に合っているのか不安になるところ。様々なメーカーからたくさんの種類の手帳が販売されていて迷ってしまいます。紙質にこだわった手帳は価格も高いので買い替えに躊躇してしまいます。
まずは手帳を開いて書くことを実践するために、低価格で手に入れられる100円の手帳で始めてみましょう!
手帳タイムで落ち着いて仕事ができる。プライベートのタスクもしっかりこなせるように。
手帳を書き始めてからは、いくら忙しくても手帳に書いてあることだけは実行できました。むしろ、手帳に書いたことだけやればあとは後回しでもなんとかなるものです。
仕事の段取りもよくなり、急に入ってきた仕事があっても落ち着いて対処できるようになりました。
週初めの手帳タイムでその週にやらなければならないことはしっかり把握できるようになり、先を見通す力がついてきた気がします。
手帳に書いておくと、今に集中ができます。余計なことを考えなくてもすむので集中力が高まります。
手帳を使うと生産性が上がる、というのが手帳を使う一つのメリットだとわたしは感じます。
「2度書き」手帳術では具体的な手帳の書き方の見本もあることから、どうかけばわからない初心者でも真似をして書くことができます。
真似して書くことで、だんだんと自分のやりたいことが手帳に書けるようになってきます。
毎日を少しだけ時間上手に過ごしたい。
そんな願いを叶えてくれる「2度書き」手帳術。
ぜひ、あなたの生活にも取り入れてください。