鉄+マルチビタミンのサプリメントを摂取して数日で嘘のように改善!
2年ほど前から悩んでいた過敏性腸症候群。ヨーグルトや整腸剤を摂取しても全く改善しなかった症状が、鉄+マルチビタミンのサプリメント摂取によって劇的に改善しました。
今は生理前後や排卵期前後の数日はお腹の調子が不安定なときはありますが、毎朝の急激な腹痛に悩まされることはなくなりました。
徐々に過敏性腸症候群の症状が出る前の体調に戻りつつあります。
過敏性腸症候群で悩んでいたるわたしのような方のなにかヒントになればと思います。
過敏性腸症候群になった時期とわたしの症状。
過敏性腸症候群とは検査しても異常がないのに便秘や下痢の症状を繰り返すなど、原因不明のお腹の悩みのことをいいます。
過敏性腸症候群の特徴は下記の通り。
1.ポリープなどの原因がないのに下痢や便秘を繰り返す
2.朝ごはんを食べた後などに急激な腹痛と下痢に襲われる
3.排泄するとある程度回復する
4.夜はお腹の調子が安定する
5.症状が原因で日常生活に支障がでている
などです。
2年ほど前にお腹の調子が毎朝悪くなり、通勤の20分ほどの車の中で何度も腹痛に襲われました。
排泄すると回復するのですが、毎日のことで、決まった時間帯に症状がありました。
遠出する日は不安で予防に下痢止めを服薬するほど。それでも腹痛に襲われるかもという不安があり、パニック障害の一歩手前まで行きました。
高速のトンネルに入るのがとても怖くなり、逃げられないということがとても不安でした。高速道路が苦手になってしまったのです。
わたしの症状は毎朝の下痢。急激な腹痛のあと排泄するとなんとか回復。調子が悪いとそれが2〜3回。昼頃には回復して食事などは普通にとれます。
最初はお酒の飲み過ぎかな?なんて思ってましたが、お酒を控えても症状が良くなる様子はありませんでした。
過敏性腸症候群の改善方法は見つからなかった
朝の下痢の症状をどうにか改善したいと思い、自分の症状を調べると「過敏性腸症候群」というワードがでてきました。
ネットで調べた範囲ですが対処法はあっても改善方法がなく、腸内フローラがどうのってことばかり。整腸剤を飲み続けても改善しないので一生このままかなって諦めていました。
わたしの症状はほぼ毎朝の下痢です。
過敏性腸症候群の症状は改善しないものの、遠出する日は早起きして排泄してから下痢止めを服薬したり、朝ごはんを抜くなどして、腸を刺激しないように気をつけていました。
ところが、最近になって「副腎疲労症候群」というものを知りました。
副腎疲労症候群のウェブ記事を見つけて読んでみると、これもわたしに当てはまっていた!
ネットの記事をチェックしていたら
“とれない疲れは「副腎疲労」が原因だった”
そんな記事が目に飛び込んできた。
ひとつでも当てはまる症状があれば副腎疲労の可能性がありとのこと。
1.朝起きるのがつらい
2.疲れがなかなかとれない
3.風邪が長引く
4.集中力が続かない
5.お腹の調子が悪い、便秘や下痢
6.夜に元気になる
かなりシンプルな文書にしてしまいましたが…他にも細かく説明すると色々あるのですが、上記にわたしは全部当てはまりました。
もしかして、わたし副腎疲労?
そう思い、副腎疲労症候群についてもう少し調べてみました。
副腎疲労が原因不明の体調不良の正体?わたしが確信したこと
副腎の機能副腎疲労の特徴として、朝が弱いということが挙げられます。
副腎という臓器は腎臓の上についていて、ホルモンの造成に深くかかわりがあるということが最近になってわかってきたようです。
朝が弱いのはコルチゾールというホルモンの関係。起床するとコルチゾールが大量に分泌され目覚めるところが副腎疲労の人はなかなか出ないため目覚めが悪く、コルチゾールが体内に増えてくる夜に目覚めてくるため夜元気になります。
わたしは高校生の時から夜型だと自覚していました。休みの日は寝だめをすべく、お昼頃まで寝ていました。
幼い頃からアトピー性皮膚炎で病院に通っていて、中学2年生で花粉症も発症。根っからのアレルギー体質です。
アトピーの治療といえばステロイド系の塗り薬。わたしもお世話になっていた一人です。
ステロイド剤とは、副腎皮質ホルモン剤。
作用等はわからないけど、副腎がなにか関係しているのは明らか。
そして副腎疲労だと確信した症状は熱中症。
副腎疲労の人はミネラルなどの吸収が良くないためミネラルが慢性的に不足するらしいのです。夏場は特にカリウムやナトリウムなどのミネラル類が汗とと一緒に流れ出てることが多いため、ひどくすると熱中症になります。
わたしがここ2〜3年で実感しているのが熱中症の症状が出ることが多いこと。お酒の関係もあるかもしれませんが、夏場は朝目覚めると脱水症のような症状で体調を崩すことが多くなりました。
水分も取っているつもりなので、何でこんなに脱水症状が頻繁におきるのか謎でしたが、
副腎疲労の特徴を調べたあと、わたしが夏場によく熱中症になるのは普段からミネラルが不足しているからだと確信しました。
また、ホルモンに深く関係する臓器なので、更年期障害やバセドウ病、肥満症、糖尿病など
副腎疲労がさまざまな不調の原因となり得るし、副腎疲労が改善されれば病状の改善も期待できます。
努力しても痩せない、血糖値が下がらない、原因はわからないけど体調が安定しない、疲れが取れない。わたしのようにお腹の調子が慢性的に不安定。
そんな人は副腎疲労を疑った方がいいかも!?
副腎疲労症候群の人はミネラルや鉄分の吸収がうまくいかず、慢性的に不足している。そこでサプリメントを摂取してみた。
副腎疲労症候群の人はミネラルなど栄養が不足することを知りました。
もしかして疲労感が取れないのはミネラルや鉄分不足による不調の可能性があるかも…。
そこで手軽に栄養補給できるサプリメントを摂取することにしました。
副腎疲労の場合ミネラル類やビタミンB類が不足する知ったので、鉄+マルチビタミンのサプリメントを購入。
鉄分の取りすぎもよくないと聞きますが、2、3日はとりあえず飲んでも問題ないと思い飲み始めました。
サプリメントを飲んだ翌日から下痢の症状がなくなった!
わたしも信じられないのですが、サプリメントを飲んだだけなのに下痢の症状が改善!!
翌朝からいつものお腹の不安感がなく、通勤の車の中でもお腹の調子が悪くなることも、一日中便意すらなかったのです。それこそ心配になるほど。
すぐに、もしかしてあのサプリメント??と思いました。だって食生活も何も変えずに、この身体の感覚はここ数年なかったからです。
サプリメントを摂取し始めてから下痢の症状はなく、過敏性腸症候群で悩み始める前の調子に戻りました。
わたしの便通は少し便秘気味だったのですが2日ほどお通じがなく、その後自然な便意で排泄できました。
久々の感じに感動を覚えたほどです!!
サプリメント摂取のみでこんなに改善するなんて…。
体調が戻って3ヶ月くらい経過しましたが、いまでは毎日サプリメントを摂取はしていません。3日に1日くらいのペースで摂取して体調は良好。
また、お腹の調子が悪くなってくると積極的にサプリメントを摂取するようにしました。
どうしても女性の場合は生理前後にお腹の調子が悪くなったりすることがあるようです。生理で鉄分のバランスが崩れることも考え、生理前後はほぼ毎日サプリメントを摂取しています。
副腎疲労症候群の診断は専門医のいる病院への受診が必要。
副腎疲労症候群の診断は唾液の中のコルチゾールの量を調べるなどの特殊な検査が必要で、健康保険の適用外だそうです。
治療についても具体的な病名がついていれば別かもしれませんが、サプリメントや整腸剤など保険適用外のものを処方される可能性もあるようです。
もし、症状が深刻であれば専門医受診の検討も必要でしょう。
わたしのように自己診断でサプリメント摂取や生活の改善を少しずつ取り入れるだけでも悩んでいる症状改善の可能性があります。
副腎疲労についての書籍も出版されていますので、まずは知識を深めるのも1つだと思います。
まとめ
原因不明の過敏性腸症候群の原因は副腎疲労症候群の可能性がある。
お腹の調子以外に、朝が極端に弱い夜型人間、風邪が長引く、疲れが取れないなどの症状があれば副腎疲労症候群の可能性大。
まずは食生活など、出来ることから始めてみる。
以上、わたしのようにお腹の不調でお悩みの方に少しでも参考にしていただけたらと思います。