わたし、ときどき手帳

逆算手帳のメソッドを手帳に取り入れてみよう! 【逆算手帳の作り方/書き方】

気になっていた逆算手帳のメソッドを2021年の手帳リスティ1に取り入れようと思います。

そこで「逆算手帳の習慣」から逆算手帳の書き方をまとめたいと思います。

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逆算手帳とは?

逆算手帳とはコボリジュンコさん考案の手帳。

自分が望んでいることを明確にして叶えるための行動を計画することができるツールとしての手帳術を完成させた。

わたしはコボリジュンコさんの著書「逆算手帳の習慣」を読んで、企業でいうところの経営理念、事業計画を立てるプロセスを個人単位に落とし込んでいったイメージを持ちました。

やはり、会社でも個人でも計画が大事。

逆算手帳の構成
  1. やりたいことリスト
  2. やらないことリスト
  3. ライフビジョン
  4. ライフ逆算シート
  5. 10年逆算シート
  6. 年間逆算シート
  7. 年間目標シート
  8. 15ヶ月ガンチャート
  9. 月間ガンチャート
  10. カレンダー(15ヶ月)
  11. デイリービジョン

 

毎年9月に発売されていた逆算手帳ですが、2021年は販売されないようです。

この中でもライフビジョンが逆算手帳の代名詞となるくらい有名。

逆算手帳の書き方

さっそく逆算手帳を書いてみましょう。

やりたいことを100個書き出す

下書き

まずは紙とペンを用意。ノートでも可。(あらかじめ1~100の数を書いておく)

やってみたいこと、ほしいもの、こうありたいと望んでいること。

思いついた順に紙に書き出していきます。ここでは分類などは必要なく、分類したものから連想される夢などを書く方法だと思考が限定されるためあくまでおもいついたことを吐き出すように書いていきます。本音が出るように、思った通りの言葉でOK。

100個書けたら(まあ、書けなくても)1晩~1週間置いて見直します。

そこで新しく出てきたことや、やっぱりしっくりこないことなどを修正します。

手帳に記入

下書きのリストをもとに手帳に記入します。

ここでは、前向きな表現にしても可。(~するではなく、~したなどの完了形や進行形にする)

下書きをもとにきれいに分類しても。テンションの上がるページに仕上げます。

ライフビジョンをつくる

逆算手帳といえばこのライフビジョンです。やりたいことリストをもとに8つの要素のビジョンを埋めていきます。ここでは、具体的ではなく抽象的な表現にすることがポイント。

わたしは、このライフビジョンは「人生のテーマのページ」ととらえています。

言い方を変えれば「生き方」「生き様」など、しっくりくる題名にしても楽しいかもしれません。

 

逆算手帳では、毎日眺めてワクワクするようなページに仕上げます。

写真やシールをプラスしてみているだけで楽しい、やる気が出てくるような手帳が目標です。

ライフビジョンサークルの書き方のポイント

8つの要素を埋めるためには下の質問を参考に言葉にしてみてください。

ライブビジョンサークルは右側がパブリック、左側がプライベート、上側がアクティビティ、下側がベースとなっています。それぞれどんなことを書けばいいのか、ヒントとなる質問の答えをやりたいことリストを見ながら考えましょう。

ライフビジョンサークル右側はパブリック(社会的なこと)
ライフビジョンサークル左側はプライベート(個人的なこと)

ライフ逆算シートをつくる

ライフビジョンで「人生のテーマ」が決まったら、ライフ逆算シートで「人生を計画」します。

大きく3つの時間軸で「いつまでに」実現させたいのかを整理する

  1. 1年以内に実現したいこと(今すぐにでも実現させたいこと)
  2. 10年以内に実現したいこと(数年以内に実現させたいこと)
  3. 生きているうちに実現したいこと(生きているうちにこれだけはやっておきたいこと)

柱となるテーマを決める

柱となるテーマを決めて「ライフ逆算シート」に記入していきます。

テーマの決め方↓

 

「逆算手帳の習慣」を読んでもテーマの決め方がよくわからないのですが、セミナーなどに参加したりメルマガ講座を受講すると理解できるのでしょうか?

10年逆算シートをつくる

「ライフ逆算シート」で記入した「10年以内に実現したいこと」を「いつやるのか」具体的に考えていきます。書き方はライフ逆算シートを同じ。テーマも同じでもいいし、変えてもOK。

ゴールを先に書く(10年後の目標、あるべき姿)

10年逆算シートの一番上にはテーマを書いたら、10年後のゴールのすがたを先に記入します。

できるかどうかは関係ないのでワクワクするような10年後を書いてみます。

計画を立てる(10年後の目標を達成するために必要なことを考える)

10年後の目標が決まったら、ゴールできるように計画を立てます。

「10年逆算シート」では完璧な計画は必要ありません。計画したからといって実現しなければならないわけでもありません。あくまで10年後の目標達成に必要と思われるステップをイメージして書いてみましょう。

極端なことをいえば10年逆算の1年目は「どうすればいいか調べる」でもいいと思うのです。調べることを始めるだけでも一歩前進です。

年間逆算シートをつくる

「10年逆算シート」が完成したら「年間逆算シート」をつくります。

手順は「10年逆算シート」と同様にテーマを決めてから計画を立てます。1年間の計画なので10年逆算シートよりも細かく計画を立てます。

逆算する5つのこと

  1. 必要な時間
  2. 必要なお金
  3. 必要なコト(やること)
  4. 必要なモノ(知識、スキル、経験、道具など)
  5. 必要なヒト(スタッフ、発注先など)

やるべきことがわかったらガンチャートで進捗管理

逆算手帳には「15か月ガンチャート」と「月間ガンチャート」があります。

逆算した計画の進捗度や月単位の計画はこの「ガンチャート」で管理します。達成度を振り返ったり、記録したり。残業が多い時期や子供の長期休暇など、何月頃が忙しいのか、何日なら時間があるのかを俯瞰して見れるツールとしては優秀です。

ハビットトラッカー(習慣トラッカー)としても活用できます。

逆算して見えてくること

逆算して見えてくることは「目の前のやらなければならないこと」に一生懸命になりすぎているということ。もちろんやらなければならないこともあるけど「本当にやりたかったこと」を1日10分できたとしたら、10年後には想像できない未来が待っているかもしれない。

そんな潜在的な願いをライフビジョンで鮮明にイメージできるツールが逆算手帳。

どんな夢を持とうと自由だけど、それを叶えるのはほんの一握りの人間。ほとんどの人は夢の実現のために行動することが少なくなっていると思う。

わたしもライフビジョンで夢を明確にしてライフ逆算シートでどのように生きるかを考えていきたい。

 

コボリジュンコさんの「逆算手帳の習慣」はこちら↓

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