わたし、ときどき手帳

手帳はマンスリーだけで充分? マンスリー手帳のメリット・デメリット

手帳のある生活に興味があるけど、種類がありすぎて何がいいのかわからない。マンスリー手帳ってどうなの? という疑問をお持ちのあなたに向けて、

この記事では、マンスリー手帳のメリット・デメリットを解説します。

 

別の記事でマンスリー手帳(月間ブロック型手帳)のおすすめ7選を紹介しています。よかったらこちらもご覧ください。

では、さっそく解説します。

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マンスリー手帳とは?

カレンダーのような1か月ごとのブロックが見開き1ページになっている手帳で最もポピュラーなレイアウト。

ウィークリー手帳やデイリー手帳にも必ずと言っていいほどマンスリーがついている。世の中の手帳ユーザーほぼ全員がマンスリーを使っているため、まずはこのマンスリーでのスケジュール管理から入るのが基本。その後、ウィークリーやデイリーなどの自分に合ったレイアウトで管理するのが一般的な流れ。

ここでは、マンスリー部分のみの手帳をマンスリー手帳と呼び、解説します。

マンスリー手帳のメリット

マンスリー手帳のメリットは以下の通りです。

ここから詳しく解説していきます。

手帳が薄い

マンスリー手帳はページが少ないため手帳自体はとても薄いものが多いです。そのため軽くてかさばらずバッグなどに入れて持ち運びしやすいです。手帳は持ち運ぶとスケジュール管理にとても便利です。特に他人との約束を後回しにするとメールでのやりとりなど、やることがどんどん増えていってしまいます。手帳は持ち運んでこそ役に立つもの。マンスリー手帳は薄いので持ち運びには便利です。

価格が安い

手帳の価格は、紙質と製本方法、ページ数で変わります。上質な紙でページも多いと5,000円くらいするものもあります。マンスリー手帳はページが少ないため価格もお手頃。初心者でも購入しやすい価格帯のものが多く、キャラクターものなどのデザインも豊富。

初心者でもわかりやすい

マンスリー手帳は、カレンダーと同じレイアウト。1か月の予定がパッと見てわかるので、手帳初心者でも書きやすいです。書くことがない場合でも、シールやスタンプでデコレーションしたりとスケジュール管理以外の楽しみもあるので初めて手帳を持つという人にもおすすめ。

選びやすい

マンスリー手帳はカレンダーのようなレイアウトで見開きで1か月分となっていることがほとんど。他の手帳はバーチカル、ウィークリー、デイリー、ガンチャートなど今では様々なレイアウトの手帳が販売されています。この中で自分に合うものを探すのはなかなか大変です。マンスリー手帳はレイアウトが決まっているため、サイズ、デザイン、メモページの有無など、選ぶ要素が少ないため購入時にそこまで悩む必要はありません。

マンスリー部分はウィークリー手帳にもセットされているものがほとんどです。マンスリー手帳を使ってみて必要性を感じればほかのレイアウトに移りやすいのもメリットです。

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マンスリー手帳のデメリット

マンスリー手帳のデメリットは以下の通り。

メリットである、「手帳が薄い」「シンプル」なところが使う人によってはデメリットになります。

一日分のスペースが少ない

一日にいろいろな予定が入っている場合マンスリー手帳のマスでは書ききれない場合があります。その場合は付箋などでスペースを補う、別の日のマスにわかるように書くなどの工夫でストレスなく使用できます。バイトや部活の予定、仕事以外のプライベートの予定管理など、ボリュームの少ないスケジュールのみの記入が向いています。

メモページが少ない

マンスリー手帳は商品によって違いはあるものの、メモページが少ないです。メモページに直接書かずに大きめの付箋をメモページにいくつか貼っておいて、そこにメモするようにすればメモページがなくても大丈夫です。書いたメモを移動させやすいというのも付箋を使うメリットです。普段あまりメモしないけど、出先でささっとメモしたいこともあるはず。仕事でよくメモをする人は手帳ではなく専用ノートを準備するなどの工夫で快適に使用できます。

アナログ手帳の利点を活かしにくい

マンスリー手帳は1日のスペースが限られているためタスク(TODO)の管理をしにくいというデメリットがあります。タスク管理ができることが手帳の最大のメリット。すべてのスケジュールとタスクを記入することには向かないので用途を限定して使用することになるため、アナログ手帳のメリットを最大限に活かすことができません。もちろん、手帳を使う練習としてはすごくおすすめです。

高級感がない

マンスリー手帳はビジネスシーンではあまりポピュラーではありません。そのためビジネスシーンでもしっくりとくるマンスリー手帳は少ないです。なるべくシンプルなデザインのものを購入して、手帳カバーやノートカバーと組み合わせるなどの工夫が必要かもしれません。

マンスリー手帳に向いているのはこんな人

マンスリー手帳を使うのに向いている人は、こんな人。

手帳を始めて使う人は、とにかっくマンスリー手帳がおすすめ。慣れてきたら他のレイアウトの手帳や手帳術なるものにチャレンジ!

ここから詳しく解説します。

手帳を使う習慣がなかった人、初めて使う人

マンスリー手帳はカレンダーのような馴染みのあるレイアウトです。今まで家のカレンダーに記入していたような手帳を使う習慣がない人、初めて手帳を使う人でも書き方に迷うことはないでしょう。

スケジュールを書いたあとは、その月にやりたいことを2~3個ほど書き出してみましょう。書き出しに□を書いてチェックボックスにしましょう。それができれば□にチェックマークを入れます。

学生さん

学生さんも基本的には平日は学校がメイン。テスト期間や習い事、アルバイトの予定などの管理がメインになるでしょう。学校以外のスケジュールはある程度限られるため、マンスリー手帳でもスペースは十分です。特に予定のない日はシールを貼る、日記を書くなど、手帳ライフを楽しみましょう。スケジュール管理能力は社会人として求められるスキルです。学生のうちにスケジュール管理方法を学びましょう。

手帳を持ち歩く習慣がない人

手帳を持ち歩かない理由として挙げられるのが「荷物が増えるから」です。薄くて軽いコンパクトな手帳であればグンとハードルが下がります。マンスリー手帳は軽いのでかさばりません。

気が散りやすい人

予定もそんなに入ってこないからスマホアプリのスケジュール管理で十分というあなた。スマホのスケジュール管理アプリは優秀ですが、気の散りやすい人はおすすめできません。

スマホでは電話やメール、ゲームやニューズなど、情報が多すぎてスケジュールを確認しようとしたら別のアプリを開いていた…なんてことも。余計な情報が入ってこないため気の散りやすい人には手帳がおすすめ。

仕事や普段の生活のリズムに規則性のある人

学生さんも当てはまりますが、月曜~金曜は仕事、土日は休みのように規則性のある生活を送っている人はマンスリー手帳がおすすめ。

アフターファイブや休日の予定管理をメインに使います。また、簡単なタスク管理も取り入れるといいでしょう。月に2~3個のタスク、映画の公開日、ドラッグストアの特売日など、スケジュールを組むのに参考となるものも少し書いておくと手帳が充実してきます。

シンプルに予定を管理したい人

マンスリー手帳は1マスが限られたスペースです。多くの予定をつめこめず、書き込みできません。そのため自然とシンプルなスケジュールになります。また、いつもバタバタしているという人は予定を詰め込みすぎているのかもしれません。かぎられたマスは限られた時間を想像させます。ゆったりとした時間を過ごしたい人は、あえて手帳をシンプルなものに変更するのもいいかもしれません。

いろいろな手帳を使ったけど続かなかった人

手帳を毎年買っては、いつのまにか書かなくなっているような…なかなか手帳が続かない人はマンスリー手帳を。続かない理由は、書くのが面倒だからではありませんか。

マンスリー手帳は書くスペースが1マスなので、余白が目立ちにくいです。特に予定がない日はシールなどを貼っておけばサボった感も消えます。

マンスリー手帳でしっかりとスケジュールとタ簡単なタスクを管理する練習をしましょう。

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マンスリー手帳が向かないのはこんな人

マンスリー手帳をとにかく手帳に書くことがたくさん!! という人はページやスペースが足りないため向いていません。そもそも、マンスリー手帳を選ばないとは思いますが…。

具体的ににはこんな人があてはまります。

営業職など予定が毎日違う人

営業職や出張の多い人、毎日予定がどんどん入ってくる人はマンスリー手帳だけではスペースが足りません。バーチカル、ウィークリー手帳などが向いています。

主婦(夫)の人

主婦(夫)の人は一見スケジュール管理が不要に思えるかもしれません。しかし、食事の支度や送り迎えなどパートナーや子供の帰宅時間の把握が必須です。合間で効率よく家事をこなすためには、家族全員の予定を見たうえで自分の予定を立てる必要があり、マンスリー手帳だけではスケジュール管理が難しいかもしれません。家族の予定は別に用意したスケジュール表で管理するなどの工夫があればもちろん快適に使えます。1つの手帳で自分と家族のスケジュールを管理したいのであればファミリー手帳などがおすすめです。

手帳でTODO管理(タスク管理)したい人

手帳のメリットはタスク管理ができること。毎日やることをTODOリストのように管理したい人はマンスリーではスペースが足りません。付箋になっているTODOリストを活用するなどの工夫が必要です。TODOリストを記録として残したい人はこの方法は向きません。ウィークリー手帳やフロック型の手帳を活用しましょう。

メモページがたくさん必要な人

仕事上、メモページがたくさん必要という人は、手帳とは別にノートを用意する必要があります。ただし、忘れ物の多い人、片付けが苦手な人は向かない方法です。

メモページが手帳に必要な人はウィークリー手帳などの活用をおすすめします。

スマホのアプリなどで管理できている人

スケジュール管理をしっかりスマホアプリなどで管理できている人はあえてマンスリー手帳は必要ありません。アナログ手帳のアクセスのよさや、タスク管理に興味が出たらウィークリー手帳などで管理します。マンスリー部分はスマホを使っている時と同じような感覚で使用できます。

まとめ

ここまででマンスリー手帳の特徴や、マンスリー手帳を使ってほしい人を解説しました。

マンスリー手帳の特徴はなんといってもシンプルさと薄さです。手帳が初めての人や、シンプルに予定管理をしたい人、管理したいスケジュールが限られている人におすすめの手帳です。

書くのに慣れてきたら、「やりたいこと/やらないといけないこと」を余白に書いてみましょう。文字にすると思考がハッキリしてきて、後回しにしていた用事もできるようになってくるでしょう。

手帳を活用して日々の生活を向上させたいなら、マンスリー手帳の習慣から取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

おすすめのマンスリー手帳はこちらの記事で紹介しています。

→マンスリー手帳(月間ブロック型手帳)のおすすめ7選

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