最近ミニマリストの動画にハマっていて、それを見ながらスッキリした部屋を目指しています。
今回は、書類の整理の動画を見ながら保険の書類を整理しました。
保険の書類ってそもそも保険自体が難しくてわからないから、捨てていいかどうかもわからないってこと多いと思います。
実は、わたしは保険系の仕事を担当しているため必要な書類、そうでない書類はだいたいわかります。保険の書類の整理の仕方がわからないよー!という人のために今回は保管すべき保険の書類について記事にしていきたいと思います。
保険の書類は捨ててもいい?
保険の書類って難しくてよくわからないし、捨てちゃったら万が一の時保険がもらえないのでは? なんて疑問を持っている方も多いと思います。
結論から言うと、保険の書類は全部捨てても大丈夫です!!
たしかに、書類には大切に保管してくださいとか、請求時に必要ですとか書いてあります。
保険はお金を払うかわりになにかあったときに助けてねという契約です。契約に重要なのは契約書なのでそれは保険会社が大切に保管しています。
イメージしやすいのは、火災保険でしょうか。家が火事などで消失したら保険金が支払われます。
書類はたいていの場合、家に保管してるわけだから保険の書類がないと支払われないなんて、おかしいですよね。
生命保険や医療保険も同じです。
結果、保険の書類がなくても保険金が支払われないということはないので捨てても大丈夫ということです。
保管すべき書類はなに?
保険の書類は捨てても保険金が支払われないということはないので、うっかり重要な書類を処分してしまった時も保険会社に連絡して再発行等の手続きをとれば大丈夫です。
安心できたところで、保管すべき書類はどんなものがあるか解説します。
保険の書類で保管すべき書類は一つだけ
保険の書類で保管すべき書類。それは
保険証券!!です。
保険証券には契約の内容や加入先が記載されています。支払い対象になるかどうかは結局は保険会社に問い合わせすることになります。
加入先と保険の種類がわかれば問い合わせ先の電話番号などはインターネットでいくらでも調べられます。
自動車保険などの保険は加入先を自分だけが把握していれば事足りるケースが多いです。その場合は保険証券すら必要ありません。スマホアプリで事故通知ができたり、電話できたりするのでわざわざ保管しておく必要はないかもしれません。
でも生命保険などは自分以外の人に契約の存在を知らせるために保険証券が重要です。
生命保険の場合は特に家族が加入先や加入状況を知らない場合もあります。
保険証券は、保険契約の存在を受取人に知らせるのに重要な意味を持ちますので必ず保管しておきましょう。
保険証券以外に保管しておくといい書類
保管しておくべき書類は保険証券のみです。
でも保管しておいたほうが今後役に立つ書類もあります。これは以下の3つです。
- 保険プランの設計書や提案書
- 担当者の名刺や連絡先
- 告知書の控え
なくてもいいけど、あるといい書類です。これは人によって違うケースが多いので以下を参考に保管するかどうか判断してください。
保険プランの設計書や提案書
保険を契約する前にあなた専用のプランの設計書や提案書を作ってもらっているはずです。
内容がわかりやすく記載されているため自分がどんな保険を契約したかを確認するときに便利です。
特に解約返戻金がある契約の返戻率は保管しておくと保険の見直し時に役立つし、ライフプラン設計をする上でも必要になることもあります。
保険証券には最低限の情報しかありません。自分にとって重要な情報が載っている場合は保険の設計書や提案書も保管しておいた方が安心です。
担当者の名刺や連絡先
保険金支払いの対象かどうかよくわからない場合って多いですよね。
担当者の名刺があればスムーズに問い合わせできるし、名刺程度なら保管場所もとらないので保管しておいてもいいと思います。
保険外交員さんは入れ替わりも激しいそうなので、自分の契約の担当者が既に退職している場合もあるかと思います。
しばらく担当者と会っていない場合は、保険金請求についての問い合わせ先が書いてある書類を保管しておきましょう。
付箋等で電話番号だけ記入して保険証券に貼っておいてもいいと思います。
万が一のときに問い合わせ先をすぐ確認できるようにすることが目的なので、自分がわかりやすい方法でかまいません。
告知書の控え
告知書とは、保険会社に保険の対象の状態を知らせる重要な書類です。
生命保険や医療保険の場合は保険の対象となる人の健康状態や病歴を記載します。火災保険であれば保険対象の建物の築年数や構造などが告知事項となります。
告知書は契約時に重要な書類なので、保険会社が保険契約の申込書とともに保管しています。
通常は告知書がなくても大丈夫ですが、その後の契約の見直しや確認が必要なときに手元にあると便利です。
特に過去の病歴など、入院の時期等は数年経つと忘れてしまうこともあります。
保険に加入する際の告知は正確にしておかないと保険金が支払われない可能性があるので、見直しや再検討の可能性がある保険については告知書も保管しておきましょう。
保険証券以外に保管しておくといい書類はデータ化すると更にスッキリする
ここまでで解説した保険証券以外に保管しておくといい書類3つについては、紙で保管する必要はありません。
なくてもいい書類なのでスッキリ整理したい場合はデジタルデータ化して保管する方法もおすすめです。
自分が必要なときに確認できればいい書類なので、スマホのカメラ機能やEvernoteなど、普段から使用しているクラウドサービスなどでデータとして保管すれば事が足ります。
捨てていいかわからない保険の書類についても、とりあえずデジタルで保管しておけば安心です。
今すぐ捨てていい書類はこれ!
保管する書類はわかったけど、それ以外は全捨てって言われてもなんか心配だな…と思ったあなた。
とりあえずこの書類があったら捨ててください。かなりすっきりします。
- 約款(しおり)
- 契約内容のお知らせ
- 払込案内
これは今すぐ捨てても全く困らない書類です。
約款(しおり)
保険契約の申込書には商品名しか書いてありませんが、その商品の支払い条件を詳しく定めたものが約款です。
契約書とセットになっている約款はたしかに重要なものですが、紙で保管する必要は全くありせん。
インターネットが普及している現在では紙資源削減のために保険会社がwebで約款を無料で公開しています。
自分が加入している保険の約款が公開されているか、インターネット検索してみましょう。見つかったらすぐに捨てましょう。
保険会社が保険商品を販売するにあたっては様々な法律があり、国の審査があります。約款を持っていなかったからといって不利になることはありません。
今では色々な保険会社がWebサービスやアプリを導入しています。自分の契約内容や約款などをインターネットで確認することができるので紙の書類を処分するときは登録してみるのがおすすめです。
契約内容のお知らせ
毎年送られてくる契約内容のお知らせ。これはすぐに捨ててください。
加入内容が一覧表になっていて便利かもしれませんが、保険の請求時に必要になることもありません。
あなたも転居した場合や保険受取人の見直しが必要など、手続きを忘れていてハッとしたことがあるかもしれません。
保険会社側も全ての契約者の情報を把握できないので年に一度自分で確認してねという意味で契約内容のお知らせを送っています。
住所や受取人、保障内容などを確認して問題なければ捨てましょう。
どうしてもという場合は最新のものを保管するようにしましょう!
保険証券がいっぱいあって困るという人は、思い切って証券を捨ててこの契約内容のお知らせを保管してもいいと思います。ミニマリスト目指してるならそれもありですね。
払込案内
払込案内も払込が終わったタイミングまたは、払込口座の残高を確認した時点で処分してしまいましょう。
払込案内は、
いつ・どこで・いくら
を知らせるためだけの書類です。そんなもんは払う準備ができたら、または払い終わったら捨ててしまいましょう。
保険の書類が山になっていたら、払い終わった保険の払込案内を探してすぐに捨てましょう。
どこに保管すればいい?
保険の書類は整理してクリアケースなどに入れて保管しておきます。
万が一の時は自分以外の家族にもわかる場所においておくことが必要です。
貴重品が保管してある金庫や、リビングの書類入れなど、見つけやすいところに入れておきます。
できれば家族に保険証券はまとめてここに置いておくからと伝えておきましょう。
保険証券は自分に万が一のことがあったとき、家族に保険加入していることを知らせる役割があります。
なるべく保険証券はまとめて家族にわかりやすいところに保管しましょう。
まとめ:保険証券だけは大事に保管しよう
保険の書類で保管すべき書類は保険証券のみです。
わかりにくい保険の書類ですが、一番大事なのはどこの保険会社にどの商品に入っているかを自分や家族にわかるようにしておくことです。
それを把握するだけなら保険証券のみの保管で問題ありません。
今はWebサービスや専用アプリで契約内容を確認できるようになっている保険会社も多いので、書類を整理したい場合はこのようなサービスに登録してみるといいと思います。
どうしても捨てるのが不安な人は、保険外交員さんに相談してみるのも一つの方法です。
書類が貯まると捨てるのにとても時間がかかります。定期的に処分して増やさないようにしましょう。
今回の記事はここまでです。
みなさんのお役に立てたらうれしいです。