わたしもADHDだった! 自己診断に至る自分の特徴は

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息子の発達検査を受けたことにより、自分自身もADHD傾向が強いことに気づきました。

わたしは普通学校を卒業して就職し現在も正社員として働いています。仕事がうまくいかず悩む人も多いようですが、仕事は人並みにできています。

(むしろ期日は守るし事務は正確という信頼を寄せてもらっているようです)

 

そんなわたしが職場の人にADHDだと言えば、嘘だろうと言われそうですが実際には「うっかり」が多いのが本来のわたしです。

一緒に住んでいる夫は「また忘れたの?」「ほんとにすぐ忘れる」とよく言っています。

買い物に行くときに忘れないようにメモをしていけば、書いたメモを家に忘れるようなうっかり主婦。一度や二度なら笑い話にもなりますが、そんなこと日常茶飯。家庭では「うっかり」したところで文句言うのは夫くらいのもんです。だから懲りずにまた忘れてしまいます。自分がADHDと自己診断するまで、アルツハイマーとかの脳の病気だと思ってました。

そんなADHDですが、人によって症状は様々です。日常生活に支障が出てしまう人もいれば、社会に適応している人もいます。大人の場合、困りごとが深刻でなければ診断が下りないこともあるようです。

ここからは自己理解のためにADHDの特徴をまとめてみます。

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ADHD(注意欠如多動性障害)の特徴とは

不注意 優勢型→「うっかり」が多いタイプ

  • 忘れ物が多い
  • 時間が守れない
  • 気が散る
  • 整理整頓が苦手

多動・衝動優位型 → じっとしていられない、一つのことを集中できないタイプ

  • 長時間座っていられない
  • 貧乏ゆすりをする
  • 気になることがあると即行動してしまう
  • しゃべり過ぎることがある

混合型 → 不注意と多動・衝動性の両方の特徴を持つタイプ

どの程度の混合があればこのタイプかはわからないけど、混合型は不注意優勢型にも多動衝動優位型にも分けることができない感じの人なんだろうと思います。

専門家の人に教えてもらいたいですね。

わたしの場合は不注意優勢型

わたしの場合は診断を受けていないので自己診断のADHDですが、明らかに不注意(うっかり)が目立つタイプ。

わたし自身が少し困っていること

  • モノ忘れが多い
  • よくモノを失くす
  • 部屋が散らかっている
  • やりたいことがあるとやらずにいられない
  • 一つのことに集中できない(やりたいことがコロコロ変わり、結局中途半端になる)

その他のADHDの症状かな?と思うもの

  • 長時間座っているのが苦手(座っていられるけど、一定時間たつとソワソワする)
  • 時間にいつもギリギリ
  • やるべきことを先延ばしにしがち(やる気が起きない)
  • 基本的に面倒くさがり
  • 疲れやすい
  • 三日坊主

これだけ見ているとADHDかどうかじゃなくて、ただの性格のような気もします。きっとADHDも含めて「わたし」という存在なのだから性格と言われれば間違いではないのかもしれません。

ADHDの苦労は理解されないこと

なにかを失敗するとADHDではない人からは努力ややる気が足りないと思われてしまうことがほとんどです。

ADHD当事者の苦労は、気をつけてもどうにもならない部分があるということが理解してもらえないことです。

それは「自分」という存在を否定されたような気持ちになることもあるし、だれにも理解されないのはつらいと思います。

それがきっかけで心の病を発症する人も少なくないようです。

ADHDは脳が疲れやすい

ネット検索で調べたらADHD傾向の強い人は脳が疲れやすいということを知りました。

それを見て自分はそういうタイプの人間だったんだ! と気持ちが楽になりました。

疲れやすさは運動不足や栄養不足が原因だと思っていましたが、わたしはもともと「脳が疲れやすい体質」だったです。

夫がアクティブな人なので「休みの日にゴロゴロするなんてもったいない!」「朝早くからどこかに出かけよう」「欲しいものがあるから一緒に買いに行こう」と休日はいつもどこかに出かけていました。付き合っている頃は平日は会えなかったので一緒にいるために仕方なく出かけていましたが、結婚してからは出かけるのが負担でした。休みの日くらいゆっくりしたいのにと言っても理解してもらえません。

最近では、疲れやすいから土日のうちどちらかはゆっくり過ごし、出かけるのは一日だけにするなど工夫をして疲れをためないようにしています。

アクティブな夫に付き合わされる息子はかわいそうですが、夫が昼間いないときは自由にまったり過ごさせています。

ADHDを理解して気分よく過ごそう!

わたしは診断こそ受けていませんが「自分はADHDだ!」と仮定することで自分が自分で理解できない部分をもっと知ることができています。

ADHDの特徴すべてにあてはまらない場合でも、自分の行動の意味を考える一つのヒントになるのではないでしょうか。また、身近にいるちょっと変わった人もADHDかもしれません。

本人も気づいていないかもしれませんが、この人がADHDだったらこんなことに困っているのでは? と、ちょっと考えることで相手を理解したり思いやったりすることができるかもしれません。

 

世の中には色々な人がいます。今までよりも、みんなが気分よく過ごせるような世の中になるといいですね。

 

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