家計を見直しするのに避けて通れないのが保険。
なんだかよくわからないって人も多いのも事実。下手に掛捨ての保険に切替えて、いざ必要な時に保険金が下りない! ってことにならないためにもじっくり検討したいところです。
見直しするとなれば、夫とも相談しないといけないし、今はちょっと無理…
そう思っているあなたも、保険料の支払い方法を変えるだけでお得になるなら検討しない手はない!無駄な保険料は支払う必要がないけど、必要な保障を得るための保険料は必要経費と考え支払う他ありません。
保険料は支払い方で、安くなります!
年払いに変えるだけで約半月分の保険料の節約に?
わたしたちが保険会社に支払っている保険料は、純保険料と付加保険料にわかれます。
純保険料は保険事故があった際に支払われる部分(生命保険でいう死亡保険金など)、
付加保険料は保険会社の経費や利益にあたる部分です。
付加保険料の中には、集金費も含まれています。集金費とは、保険料を集金するための費用で、口座引き落としの場合の銀行へ支払う手数料や、払込案内などの事務費用をいいます。
通常、月払いより年払いのほうが集金にかかる費用がかからないため、集金費がかからない分年払いで支払うほうが掛け金がお得になることが多いのです。
月に15,000円の保険料が年払いにすると月14,500円に。保障内容は同じでも年間6,000円の節約になります。
定期貯金1年間銀行に預けても、100万円につく利息は79円。保険料を年払いにするほうが何倍もお得ってわけです。
年払いの場合は、前納で割引に?
もう年払いの場合は関係ないのね…
いえいえ、保険料は前納制度がありますよ!
もう年払いだというあなたは、保険料の前納ができるか調べてみましょう。
前納とは、保険料の数年間分の保険料をまとめて支払う方法です。一定の割引があるためお得に保険料を支払えます。
定期貯金などにしておくだけでは増えない時代、だったらどうせ支払う保険料を前納してお金を有効活用していきましょう。
急にお金が必要になった場合、前納解除ができる契約もあります。その場合未経過年の払い込んだ保険料が戻ってきます。
保険の種類や会社によっては月払いのみしか取り扱っていない場合や前納制度がない場合もあります。保険会社に問い合わせをすれば保険料の試算などもしてくれますので一度検討してみてはいかがでしょうか。
詳しくは現在加入中の保険会社に確認してみてください。
来年のために、積立貯金でしっかり貯める!
保険料を年払いにしたら忘れてはいけないのが来年の支払いのための準備。
月々の支払いがなくなる分、来年の年払の支払いのための貯金をしておかないと痛い目にあいます。
前納した場合でも、毎年の保険料分はしっかり貯蓄できるはず。
ここで通帳から引落がなくなってしまうと浪費の原因になりかねません。
年間の保険料の合計を12か月で割った金額を銀行などの自動積立貯金などでしっかりと貯めていきましょう。
余裕があれば「投信つみたて」や「iDeCo」もおすすめ!
定期的な保険の見直しも必要!
時間がなく、保険の見直しができなくてもお得に支払う方法を活用すれば保険料が節約できます。
でも、保険は様々なものが毎月のように発売されていて、自分のライフスタイルに合う商品を選ぶことができているか定期的な確認も必要。
見直しの時期でおすすめはこちら↓
・結婚した時
・子供が誕生したとき
・子供が就職したとき
・住宅ローンを組んだとき
・住宅ローンを完済したとき
・離婚したとき
簡単に言えば家族構成が変わった時と住宅ローンを借りたときや返し終わったとき。
家族構成に変化があったときは、必要な保障額の見直しが必要です。子供が産まれたら保障額を増やすか学資保険などを検討、子供が就職したら通常親の扶養から外れるため生命保険の保障額を下げます。
住宅ローンを借りたときは、通常「団体信用生命」に加入するため、借りた人が亡くなった時に住宅ローンを払い続ける必要はありません。住宅ローン自体が保険と考えられるため自身で加入している生命保険の必要保障額を下げても問題ない場合があります。
住宅ローンを完済した場合はその時点で適切な保障額かを点検すると同時に、将来の老後資金や医療、介護などのことを考える必要があります。住宅ローンの支払いが終わった分、月々の余裕が出てきますが、将来のことをしっかり考えないと老後破綻になりかねません。
ライフイベントの度に保障見直しをするのは面倒かもしれませんが、余計な保険料を支払ったり、万が一の時に不足して泣くことになったり…と保険は家計管理でとても重要。しっかりと向き合いましょう。
まとめ
保険料はまとめて支払うと安くなる。
保険の見直しは必要だけど時間がない場合や見直しをしたばかりの人は、年払いや前納を活用してお得に支払しよう。
定期貯金では増えない時代。お金の有効活用を考えよう。
保険料を年払いにした場合は、月々の保険料分を自動積立を活用してしっかり貯めておこう!
家族構成に変化があった場合や住宅ローンを借りたときには保険の見直しが必要。
あなたも、今の保険を確認してみてはいかがでしょうか?
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