毎年ワクワクドキドキしながら選ぶ手帳。
今使っている手帳にも満足できず、使い始めて数か月たつころからやっぱりあの手帳がよかったかな? あの手帳はどうなのかな? なんて手帳の使い方を試行錯誤の毎日。
この記事を書いているのは7月なのに、もう来年の手帳のことで頭がいっぱいの手帳おたくっぷりときたら…。
手帳歴約10年のわたしですが、セリアの100円手帳から始まり、高橋手帳、ほぼ日手帳、ジブン手帳、能率手帳やシステム手帳など、有名どころの手帳を使っていました。
ですが、1日1ページのほぼ日手帳は2度もチャレンジして挫折してしまったので、
今回は、脳内手帳会議と称して来年の手帳の検討をしながら「ほぼ日手帳」が続かなかった理由を考えていきたいと思います。
ほぼ日手帳<カズン>を2度使ってみた感想
あの有名な「ほぼ日手帳」。わたしはA5サイズの「カズン」を使っていました。
ほぼ日カズンは、月間ブロック型ダイアリーとバーチカル型週間ダイアリー、さらに1日1ページのデイリーダイアリーが1冊にまとまった手帳です。
トモエリバーという紙を使用しているため書き心地が良く、耐久性がありながらとても薄い紙で、ページ数が多いけど薄いという手帳です。
ほぼ日「オリジナル」は文庫本サイズで携帯性に優れ、
A5サイズの「カズン」は1ページが広いスペースになりたっぷり書けます。
「カズン」は週間ダイアリー<バーチカル型>が、ほぼ日手帳で唯一ついており、それまでバーチカルをメインで使っていたわたしにも書きやすいと思い購入しました。
でも、2度も挫折してしまったのです。
ほぼ日手帳が続かなかった理由
ほぼ日手帳が続かなかった理由を考えてみました。
- 1日1ページが書けなくてストレスを感じる
- 旅行の記録など、1ページでは足りない
- 空白ページを埋めるスキルを持っていない
- 手帳が汚くなるのが許せない
- 現行の手帳に不満があると、書くのがおっくうになる
ここからはもう少し掘り下げてみたいと思います。
1日1ページが書けなくてストレスを感じる
ほぼ日手帳を購入する前は、バーチカル手帳で予定を管理していたため、ほぼ日手帳でも月間ブロック型ダイアリーとバーチカル型週間ダイアリーをメインで使用していました。
当時、デイリーページは育児日記や生活の記録をしたいと思っていたのですが、乳児をかかえて復職したので日々のできごとを手帳に書く時間がありませんでした。
でも、デイリーページの空白がかなり気になり、今日も書けなかったな…と自己嫌悪。ストレスを感じるようになっていました。
旅行の記録など、1ページでは足りない
旅行に行った後など、楽しかったことを記録するのは楽しいです。数日たっていても、思い出しながら書くこともできます。
そんなときは1ページでは足りないのです。
楽しかったイベントは、写真を貼ってデコレーションしたり、チケットの半券を貼ってみたり。サービスエリアで押したスタンプなんかも記念に貼ってみたりして…。
普段は書くことがなくてストレスを感じるのに、イベントがある時はページが足りない。
それもストレスになっていました。
空白ページを埋めるスキルを持っていない
1日1ページのデイリーページ。インスタなどを見ると好きなイラストを書いたりマステでデコったり。
とっても可愛くてあこがれるけど、わたしはセンスがないので素敵なページに仕上がりません。
人の手帳は見るのはすきだけど、自分が書いた手帳を見るとこれもストレスに。もっと、手帳を楽しみたいのに…。
手帳が汚くなるのが許せない
手帳を書き間違えたときはかなりショックです。
ボールペンで書いているので、書き間違えたら修正テープなどで隠すが汚くなって嫌なんです。すんごい書き込んだのに、曜日間違えてた!みたいな。
わたしにはちょっと完璧主義なところがあって、うまくいかないとさじを投げる。
そんな性格もあって、どんな手帳も長続きはしないのです。
現行の手帳に不満があると、書くのがおっくうになる
自分にベストな手帳って、たぶん出会えないと思うんです。
だって、ライフスタイルだって仕事だって変わるし年齢によっても立場が変わるから。今はベストでも、来年はわかりません。
そんな手帳ジプシーのわたしですが、今使っている手帳がベストだと思ったことあんまりないんです。ベストではなく、ベターなので使用しています。
だから、常にベストな手帳がないか? そんなことを考えているので他の手帳が気になり始めると今の手帳を書くのが嫌になってしまうのです。(困ったものですが…)
そんなこともあり、一度は挫折したほぼ日手帳、二度もチャレンジすることになるのです。
一度は挫折したわたしが再度チャレンジした理由
一度はほぼ日手帳に挫折したわたしですが、再度チャレンジした理由を考えてみました。
- トモエリバーの書き心地が忘れられない
- 絶妙な方眼がとても書きやすく、書いた字がきれいに見える
- 今度こそ、デイリーページを使いこなしたい
何といっても、手帳自体の書きやすさは抜群によかったです。それが再チャレンジした理由です。
トモエリバーの書き心地が忘れられない
トモエリバーは薄いけどコシがあって、ボールペンや万年筆はもちろん、イラストに使うようなインクを使っても裏移りが気になりません。
とにかく紙質がいいので、書き心地がバツグンです。
わたしはシグノの水性ボールペンを使用していましたが、発色もとてもいいので手帳を開いた時にダイレクトに頭に文字が入ってくるような感覚があります。
絶妙な方眼がとても書きやすく、書いた字がきれいに見える
ほぼ日手帳は全体にうっすら方眼になっています。
基本的にダイアリーページは方眼なので、線を引いたり印をつけるときのガイドになるのはもちろん、字を書いた時にも等間隔でまっすぐ書けるのでささっと書いた字ですらそれなりにきれいに見えるのです。
今度こそ、デイリーページを使いこなしたい
挫折したデイリーページ。でもやっぱり、他のほぼ日ユーザーのように「書くこと」を楽しみたい。
記録としての手帳への憧れが捨てきれませんでした。
結果、2度目の挫折。これで学んだこと。【手帳の反省会】
ほぼ日手帳に2度チャレンジして2度挫折しているわたし。
この挫折を次に生かすためにも(?)今後の手帳選びの参考にするため反省会を開きたいと思います。
反省したこと
- 1日1ページはわたしには向かない
- 飽きやすいわたしは、ひとつの手帳にこだわらないほうがいい
- バーチカルタイプの手帳がベスト
書きやすいとか書きにくいとかの次元ではなく、書くことができなかったほぼ日手帳のデイリーダイアリー。
ボリューム的にもウィークリーの手帳がわたしには合っているようです。
手帳は1年を通して1冊で管理するものと思い込んでいた
手帳の使い方を調べていると、興味深いネット記事がありました。
胸ポケットに入るサイズの手帳を愛用するその人は、ノートページを使い倒すため同じ手帳を5冊くらいまとめ買いするそうです。そして、ノートページが終わったら新しい手帳を使うんだそう。
これは、月間ブロック型のカレンダーページもスケジュール管理に使っているけどスケジュール管理には1年間同じ手帳を使う必要はない。というもの。
たしかに、月間ブロック型の手帳は1か月の見通しをつけるのに便利ですが、一般の人は3か月先くらいまで把握できていれば問題ないし、手帳の繰越作業さえすれば、その年の手帳が何冊にわたっていてもスケジュール管理はできます。過去の記録を見たい場合は、前に使っていた手帳をひっぱりだすだけでアクセスも良い。
「手帳は1年使うもの」と思い込んでいたことに気づきました。
手帳を活用できてさえいれば、1年たつ前に買い替えても問題ないんですね!
思い込みに気づいたら、これも気づいてしまったのです。
手帳は1冊に絞らなくても良いということに。
もともと、さとうめぐみさんの2度書き手帳術という本を読んでから手帳を書き始めたのですが、その本には「手帳はプライベートも仕事も1冊で管理すること」とあったので忠実に守っていました。
手帳は目的別に数冊を使い分けてもいい。という風に考えると手帳の時間がどんどん楽しくなっていくようです。
わたしの反省は1つの手帳に理想を求めすぎないことだと思いました。
まとめ
ほぼ日手帳を挫折したわたしですが、完璧主義的なところがあってデイリーページの空白がストレスでした。さらに手帳は1年使うものだという思い込みがそのストレスを肥大させていました。
手帳は1冊しか使ってはいけないという先入観から理想の手帳を探してアレコレ試し過ぎていたのです。
手帳は目的別に使い分ける、1年で使い切らなくてもいい。
そんな考え方もあると知り、手帳の可能性が広がった気がします。
2020年からはほぼ日手帳からday-freeというデイリーページがまるまるノートページになった手帳が発売されました。
マンスリーとたっぷりのノートが1冊になった手帳といったイメージですが、ほぼ日手帳の紙質や方眼は気に入っているのでノートとしての使い方もアリかなあと思っています。
day-freeのA5サイズも発売されていますが、カズンにある週間ダイアリーはついていません。
わたし個人的には、月間ダイアリーと週間ダイアリー+フリーページのものがあれば即買い!でした。
やっぱり、理想の手帳とはなかなか出会えませんよね。
反省を踏まえ今後の手帳選びの参考にしていきたいと思います。
あなたは来年の手帳どうしますか? よかったらズボラな主婦のほぼ日挫折&反省も参考にしてくださいね。
コメント
[…] そのへんのことはこちらの記事をどうぞ→【ほぼ日手帳を挫折した理由】 […]