職場の苦手な先輩との上手な付き合い方と対処法

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職場で苦手な先輩っていませんか?

もちろん、わたしも苦手…というか嫌いな先輩がいました。

学生の時は、苦手だったり嫌いな人とは距離を置いて一言も話さないことも可能な場合もありますが、仕事となれば話は別です。

職場で仕事をする際は、時には苦手な先輩との協力が必要です。

 

この記事では、職場の苦手な先輩と上手な付き合い方を解説します。円滑な職場環境を維持するためのヒントになればと思います。

 

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はじめに、仕事の人間関係はドライでいい

この記事を見ているあなたは、多少なりとも仕事の人間関係で悩んでいたり、職場の人との関係を改善したいと思っているはずです。

ですが、あえて最初にお伝えします。

わたしは「仕事の人間関係はドライでいい」と思っています。

わたし自信が人付き合いが苦手なこともありますが、職場の人間関係をプライベートに持ち込まないことで休日はリフレッシュできている部分もあると感じています。

職場で出会った人とのプライベートでの付き合いはとても素敵なことだと思いますが、苦手な人との人間関係はプライベートと区別するとスッキリします。

職務の達成に支障がない範囲であれば仕事の人間関係はドライでも問題がないのです。

まずは自分に問題がないか振り返ろう

まずは、先輩を苦手だという前に自分が常識はずれの行動をとっていたり失礼な態度を取ってはいないか振り返ってみましょう。

先輩に失礼な態度をとった、会社のルールを守っていない、社会人としてのマナーが守れていないなどの理由で先輩に冷たくされているケースもあります。

その場合は、正直に謝罪して社会人として一人前になれるよう努力しましょう。

また、メモはしっかり取るなどせっかく教えてくれた先輩に失礼にならないように気をつけているか確認しましょう。何度も同じことを教えるのは先輩も負担に感じることでしょう。

関連記事:仕事のメモの取り方の基本

自分に問題ないようであれば、原因は相手やその職場の環境にあるケースがほとんどなので次のアプローチを考えていきましょう。

苦手な先輩との関係を改善するためのアプローチ

苦手な先輩との人間関係がうまくいかないのはとてもつらいものです。

どうすればうまくいくようになるでしょうか。問題解決のアプローチ方法としていくつかのステップを踏みなが考えていきましょう。

具体的な方法は下記の通りです。

  • その先輩がなぜ苦手なのか考えてみる
  • その原因や問題点を考えてみる
  • 具体的に解決方法を考えてみる
  • その解決方法を実行する

では、さっそく考えてみましょう。

ステップ1:その先輩がなぜ苦手なのか考えてみる

なぜ苦手なのかを具体的に考えてみましょう。できれば、自宅で紙に書き出すとわかりやすいです。

わたしが実際に苦手だった先輩を思い出して挙げてみると…

どんな人?

  • 美人
  • 自分の教育係
  • シングルマザー
  • 実家暮らし

何が苦手?

  • 言い方がキツイ
  • 気分によって態度が変わる

自分で考えてみてアレなんですが、多くない情報ではありますが何がそんなに苦手なの?って感じがしますね。書き出して客観視すると本当の問題が見えてくることもあります。

時間をかけて考えてみてもいいでしょう。

ステップ2:苦手な理由や問題点を考えてみる

次に、苦手だと思う理由やその問題点を考えてみましょう。

苦手な理由

  • 美人でスリムなので自分にコンプレックスを強く感じる
  • 残業中に保育園に子供の迎えに行くが、戻ってきて他の人と同じくらい働いているかのように振る舞うところが不公平感がある
  • 特に注意するときの口調がキツイのでメンタルが傷つく
  • 気分屋なので気を遣う

仕事に影響する問題点

  • 仕事でわからないことを聞きづらい
  • メンタル面でモチベーションが上がらない

新人時代だったので仕事でわかないことを聞きづらいというのは本当につらかったです。他の人で聞きやすい人がいたりしてその人に頼ってしまった部分もあり余計関係が悪化した可能性はありますね…。

ステップ3:具体的に解決方法を考えてみる

苦手な理由と問題点を挙げてみましたが、解決すべきものは仕事に影響する問題点のみです。

職場で求められているのは協調性ではなく「仕事の完成」です。職場で求められているのは仲良くすることではなく、仕事をすることです。

 

わたしの場合は「わからないことを聞きづらい」ことが一番の問題です。

仕事のことをなかなか聞けないことでミスも多発し、仕事の効率も上がらないというのは解決すべき課題でした。

解決方法

  • 何度も同じことを聞かないようにメモをしてマニュアル化する
  • 前に聞いたことをもう一度聞くときは「以前教えていただいたかと思いますが、ここから先がわからなくなってしまったので…」と覚えようとしているという姿勢を見せる
  • こっそりと他の人に聞く

何度も同じことを聞くと「前に教えたけど」と言われるのでなるべく聞かないように、聞く場合は一部は覚えているというアピールをしました。また、同じことを同じ人に聞くのは避けるようにしていましたね。

ちなみに、相手のタイプによって対応を変えることも必要です。個人的にわかりやすいのが4タイプです。岡田斗司夫さんが解説しているYouTubeとても興味深いので調べてみても面白いと思います。

関連記事:4タイプ診断はかなり使える! 人間関係を円滑にする特効薬

ステップ4:考えた解決方法を実行してみる

考えてみた解決方法を実際に実行してみましょう。

うまくいく場合やうまくかない場合あると思いますが、人間関係は急激に改善することはありません。言うなれば積立貯金と一緒です。コツコツと信頼を積み上げていけばいずれ打ち解けることもあるでしょう。

コツはじっくりコツコツです。でも、過度な期待はしないのが懸命です。

苦手な先輩との問題が改善しないとき

時間がない

苦手な先輩との関係を改善するために現状把握と解決方法の検討をしました。実行に移して思ったような成果が出ない場合はどうすればいいでしょうか。

ほとんどの悩みや問題は解決しないことを理解する

悩みや問題を解決するアプローチ方法は4つあります。これはYouTubeでも活躍している岡田斗司夫さんの受け売りですが…

  • 解決する
  • 保存する
  • 逃げる
  • 忘れる

この4つのアプローチですが、3/4は解決しない解決方法です。

努力しても解決しない場合

ほとんどの悩みや問題は解決できないと諦めるのも方法です。

その場合の対処方法の例は

  • 苦手な先輩とは仕事上の関係だと割り切って付き合う(保存)
  • 所属部署の異動願いを出す、転職する(逃げる)
  • 苦手な先輩を機にすることをやめる(忘れる)

自分の努力だけではどうしようもないことは、諦めるしかありません。「先輩と折り合いが悪くても仕事は問題ない」という状態であれば悩む必要もありません。仕事上の人間関係なんてこんなもんか、と切り替えることが必要です。

ツラいなら誰かに話そう

自分からのアプローチで問題が解決しない場合「誰かに解決してもらう」という方法もあります。

例えば、上司に相談すれば何らかの形で対処してもらえる可能性が高いです。ただし、ただ苦手だという理由では上司も対処のしようがありません。

苦手な先輩とのコミュニケーションが上手くいかないことで仕事でどのような支障があるのかを説明できるようにしましょう。

 

また、入社同期などの同じ立場の人間に相談すると気持ちを共有したり、対処法のヒントをもらえる可能性もあります。たとえ、問題が解決しなかったとしても人に話すことによって思考が整理され気持ちが楽になったり、何でもないことに悩んでいたことに気づくこともあります。

 

自分で対処できなくなったら、誰でもいいので話してみてはいかがでしょうか。

いつの間にか解決していることもある

問題解決のアプローチで「保存する」「忘れる」を実行した場合、いつの間にか問題が解決していることがあります。

わたしの場合は、苦手な先輩の方が別の部署に異動になったのです。

あんなに悩んでいたけれど、意外とあっけなく解決してしまいました。今ではわたしも成長し、仕事の面では一人前になったと自負しているので今度一緒に働くことになったとしても「わからないことを聞けなくて困る」ような状況にはならないと思います。

また、そのような癖のある先輩はいい噂を聞くことはありません。面倒な仕事を人に押し付けるとか、上司にはいい顔をしているとか…。

自分に自信がつくとその先輩のことは気にするまでもない存在だと思えるようになるのであまり気にしすぎないようにしたいものです。

どうしても問題が解決しないなら逃げていい

苦手な先輩との折り合いがどうしても悪くて上司も話を聞いてくれない。そんなツラい精神状態のまま仕事を続けても心が壊れてしまうだけです。

どうしても解決できない問題からは、逃げてもいいんです。

この職場で働き続けると自分が損をする、もっと相応しい職場がある。そう感じたのであれば転職を視野に入れ、次の職場へのステップアップだと考えましょう。

いつでも逃げていいと気づくと人間関係などどうでも良くなることもあります。仕事を続けながら自分に相応しい仕事の求人が来るのを待ちましょう。

 

まとめ

まとめ

苦手な先輩の対処法を紹介しましたがいかがだったでしょうか。

ポイントは、業務を行う上での問題が発生しているかどうかです。もし、大きな問題がないのであれば無理に人間関係を構築する必要はありません。

また、問題があったとしても上司に相談するという方法で解決できたり最終的には自分が転職するという選択肢もあります。

いつでもその問題から逃げられると思えれば、その状況はそこまで苦しいものではなくなる可能性もあります。

のらりくらりとかわしているうちに、相手の方があなたのそばから去ることも考えられます。

まずは目の前の業務をこなし、仕事に自信を持てるようにしてください。そうすれば、新しい景色が待っているはずです。

 

この記事は以上です。少しでもあなたの問題解決のヒントになれば嬉しいです。

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