手帳を買ったけどなかなか活用できない。最初は頑張って書いてたけど、3日坊主で終わった…。なかなか習慣化できない手帳の悩みありませんか?
わたしも「今年こそは!」と意気込み毎年手帳を買っては挫折する…を繰り返していました。でも安心してください。わたしでも、手帳が続かない人を卒業できたのです。
ぜひ、最後まで読んで手帳が続かない人から卒業してくださいね。
手帳が続かない理由と原因
なかなか身につかない手帳を書くという習慣。どんな理由で、また原因はどこにあるのでしょうか。
書き方がわからない
今年こそは!と手帳を買ったものの、いざ手帳を開くと「何に使えばいいのかわかない…」なんとなくスケジュールを書いてみたけどそれで満足して結局ほとんど真っ白のまま…。
はい、それは過去のわたしです。
このパターンの手帳が続かない原因は、手帳を使う目的がはっきりしていないことが考えられます。
目的が「書くこと」になってしまい、その先にある手帳のメリットを享受することができないまま1年が過ぎてしまった…。そんな経験ありませんか?
- 仕事に活用して定時で帰りたい
- 家族の予定を把握したい
- 資格を取りたい
- 生活を記録したい
このように具体的にどうなりたいのかというイメージがあると使い方や書き方の具体的なイメージがつかみやすいです。
関連記事:手帳の書き方「手帳セラピー」予定だけじゃない、気持ちも書いて理想の未来を引き寄せる手帳術
手帳が合っていない
自分に合った手帳を使っていますか?
先ほど、手帳を使う目的について触れました。目的に合った手帳でない場合は余白が目立ったり逆にスペースが足りなくて書きずらかったりと見えないところでストレスを感じている可能性があります。
人はストレスが多いとそれを避けようとする性質があるため、書くことが億劫になり手帳が続かない原因になります。
なんかしっくりこないという場合も、どこかで使いにくいとストレスを感じているかもしれません。持ち運びしたいのにバッグに入らないとか、そんなに書くことがないのに1日1ページのものを使用して書けないと落ち込むようなこともストレスです。
サイズ、デザイン、レイアウト、メモページの有無などは手帳の目的に照らし合わせてベストのものを選ぶことが大切です。
外出時に持っていかない
手帳を外出時に持っていかない人も多いですが、手帳は持ち運べることがメリット。持ち運ばないのであれば卓上カレンダーでも十分です。
外出時に手帳を持っていないことで先のスケジュールがわかならないとチャンスを逃してしまう可能性も高いです。
また、長期間の出張や旅行の時も持っていればログの役割も果たします。せっかく続けてきた手帳の習慣もこの旅行等で書かけない状況が続くとモチベーションがダウンして挫折の原因となり得ます。
持ち運びも想定して手帳選びをしましょう。
関連記事:手帳はマンスリーだけで充分? マンスリー手帳のメリット・デメリット
書く時間がない
書く時間がないから続かないという人、わかります。でも、ちがうんです。時間がないからこそ手帳を書くんです。
この原因は、手帳の目的を理解していないことです。書くことを後回しにしてしまうことで手帳から遠ざかってしまうと時間を言い訳に書くことを諦めてしまいます。
実際に、わたしは手帳に書くと思考が整理されて、忙しいと思っていたけど実は結構余裕があることに気づいたりすることが多いです。
時間がないからこそ、手帳を書こう!
手帳を続けるコツは
手帳を続けるコツを紹介します。一番のポイントは手帳の目的を明確にすることです。では、さっそく解説します。
手帳の目的を決めよう
一番大切なこと、それは手帳を使う目的や期待する効果を明確にすることです。
具体例はこんな感じです。
- 仕事のTO DO管理で効率化
- 日記を書く
- ログ(記録)を書く
- 目標を管理する
- 家族の予定の管理
スケジュールはもちろん、それ以外のものを組み合わせすることが重要です。
スケジュールの確認のみであればスマホアプリで十分ですが、プラスαの機能を持たせることができるのが手帳のメリットです。
初心者であればこの中から選んでみてもいいでしょう。
わたしの場合は、自分のスケジュール+仕事のTODO管理を目的にしています。これをするようになってから、やり忘れが減ったり計画的に仕事を進めることができるようになりました。
今ではメモ欄を活用してスケジュール以外のページを作って楽しんでいます。例えば、ウィッシュリスト(やりたいこと100)です。
わたしの手帳のテーマは叶える手帳です。
書いたことを実現できる魔法の手帳が理想です。
目的に合った手帳を選ぼう
手帳の目的を明確にしたところで、目的に合った使いやすい手帳を選んでいきます。手帳が合わないとストレスとなり、なんとなく書くのが面倒に感じるようになります。
手帳選びは特に重要です。当然、書いていくと手帳のサイズやレイアウトがしっくりこないこともあります。
基本的には手帳は持ち運びができて狭いテーブルでも広げられるサイズがおすすめです。目的や自分のスケジュールのボリュームによって合う手帳と合わない手帳があり、ライフスタイルの変化でも合わなくなることがあるので注意しましょう。
システム手帳やバインダー手帳もおすすめです。リフィルを変えるだけで色々な手帳のレイアウトに変更することができます。
市販の手帳がしっくりこなかったらバレットジャーナルを取り入れてみては? インスタとかであがっている本気のやつでなく、シンプルにゆるっとやってみるのがおすすめです。
手帳に書くことを決めよう
手帳が続かない理由として書き方がわからないというのがありました。
手帳は自由度が高いため、スケジュール以外にもメモしたり絵を描いたりシールを貼ったり資料を挟んだり…と色々な使い方が可能です。一方で、いきなり自由に使っていいと言われてもどうしていいかわからないですよね。
そこで、手帳は一定のルールを決めておくことをおすすめします。
例えばわたしの場合、毎日書く・確認することはこの3つだけです。
- 自分のスケジュール
- 家族のスケジュール
- その日に必ずやるTODO
記入することは3つだけなので忙しくてもささっと書けます。
無理なく書けるようになってきたら少しずつ書くことを増やしてもいいでしょう。
関連記事:手帳の書き方「手帳セラピー」予定だけじゃない、気持ちも書いて理想の未来を引き寄せる手帳術
ご褒美を用意しよう
手帳を書くことができたら自分を褒めてあげましょう。
例えば1週間手帳を書くことができたら、ご褒美に有名なパティシエのケーキを食べる、新開拓したカフェで手帳を書くなどちょっとしたイベントを設けるとモチベーションの維持に役立ちます。
ご褒美は達成感を味わうのにとても大切です。
本当にささいなご褒美でもいいんです。
1週間続いたら特別なシールを貼っていくのも楽しいですよ。
番外編:共有する
習慣化のコツとして、共有する方法があります。
例えば、SNSで発信する、手帳好きの友達に見せるようなことが考えられます。
共有のメリットは、監視効果があることです。よっぽどのことがない限り面倒だからというような理由で手帳をやめてしまうということを防げます。
ただし、手帳の目的によっては共有が難しいこともあります。例えば仕事のことは守秘義務があるため友人には気軽に見せることができないでしょう。またメンタル的な部分を管理する手帳であればプライバシーの問題もあります。
共有が向いているものとしては、資格取得のための勉強やダイエットのための食事のログなどです。共有相手も同じ目標の場合はお互いに励まし合うことができるメリットがあります。
手帳が続かない人におすすめの手帳タイプ
手帳が続かない人が使うべき手帳のポイントはこの4つです。
- 気軽に持ち運びができるサイズのもの
- マンスリーメインで使用できるもの
- ウィークリーの場合はレフト式
- なるべくお手軽な価格のもの
価格については、手帳が習慣化するまでのお試しの意味も込めてお手頃なものの方が気軽に使えます。使っているうちに自分に合う手帳がどんなものかがわかってくるのでわたし個人的には2,000円以内の手帳がおすすめです。
わたしは100円均一の手帳を数年愛用していました。
紙質などにこだわらなければシンプルで使いやすいです。
マンスリータイプ
手帳が続かない人におすすめするのがマンスリータイプの手帳です。この画像はほぼ日手帳カズンのマンスリーページ部分です。手帳といえばこのレイアウトが基本的に付属しているものがほとんどです。
この手帳の特徴は、カレンダーと同じデザインで直感的に使いやすいところです。学生さんや公務員など、規則的で比較的シンプルなスケジュールの人におすすめです。
マンスリー手帳で管理できる内容はデジタルでも十分と感じる人も多いためスケジュール管理以外の目的を手帳に持たせないと長続きしません。
メインのスケジュールはマンスリー、日々のタスクやログはメモページに日付を入れて使用する方法がおすすめです。
日付の記入など面倒だと感じるかもしれませんが、その週によって忙しかったりスケジュールが少なかったりすることもあります。旅行や帰省などで使用しない週もあるかもしれませんし、逆に1日1ページくらいのログを書くことも可能です。
関連記事:マンスリー手帳(月間ブロック型手帳)のおすすめ7選
ウィークリータイプ
ウィークリタイプでもおすすめはレフト式の手帳です。
レフト式はこんな感じの手帳。右側がメモページになっているものです。
程よいスペースが予定やタスクの管理、日記などにもピッタリです。右のページがメモなので書ききれない予定やその週にやるべきことを書き出したり、一週間単位でのスケジュール管理に活用できます。
販売されているほとんどの手帳がマンスリーがセットになっているためスケジュールはマンスリー、それ以外のことをウィークリーで管理することができます。
1週間ごとに予定を管理するとリズムを作りやすいためウィークリーを使いこなせるようになると手帳でのスケジュールやタスク管理のメリットを感じられるでしょう。
手帳が続かない人はNG 1日1ページのデイリータイプ
ほぼ日手帳などで今やスタンダードのデイリータイプ。今まで手帳が続かなかった人は、絶対に選んではいけません。
デイリータイプは毎日たくさん書く人向けの手帳なので、手帳が続かなかった人にはハードルが高いです。
まずは、少ないスペースにギッシリと書けるようになってから検討しましょう。
関連記事:ほぼ日手帳を挫折した理由
手帳がしっくりこないと感じた時は
しっかり選んだつもりでも、手帳がしっくりこないことはよくあります。そんな時の対処法を紹介します。
書き方を変えてみる
なかなか手帳がしっくりこない場合、書き方を工夫してみる必要があるかもしれません。
SNSで手帳の書き方と検索するだけで多くの人の実際の手帳の書き方がわかります。書くのが面倒と感じるなら略字や記号を活用したり、シールやスタンプで代用する方法があります。
自分のスケジュールと家族のスケジュールで色を変える、プライベートと仕事で分けるなど手帳の書き方はたくさんあります。
ライフスタイルが変わると今まで合っていた手帳が急に使いずらくなることもあります。
毎月楽しみながら書き方を変えてみるのもいいですね。
手帳を買い替える
手帳がしっくりこない場合は思い切って買い替えてみましょう。季節外れの買い替えは手帳を選べないことも多いですが、在庫処分で特価で手に入ることもあります。また、アマゾンやメーカーのサイトでは手帳の買い替えシーズン以外でもかなりの種類の手帳を購入できます。また、買い替えの場合も「手帳の目的・使い方」を具体的にイメージしながら購入しましょう。
手帳を自作する
市販の手帳に合うものがないという人は、自分で線を引いてウィークリーやバーチカルのレイアウトで色々書いてみることもおすすめです。
バレットジャーナルのように自分で線を引いて書きやすいフォーマットを試していくことができます。
パソコンでルーズリーフやシステム手帳の台紙を使って自作する方法もあります。
インターネットから無料でダウンロード可能なものもありますので、色々なタイプの手帳を試したいという人は印刷して実際に過去のスケジュールを移して試し書きしてもいいかもしれません。
手帳の目的を見直す
最初に手帳の目的を明確にすることが大切だということをお伝えしました。手帳がしっくりこない場合、その目的の設定が間違っている可能性もあります。
そもそも、あなた自身が本当は手帳を必要としていない可能性もあります。
手帳ではなくノートでもいいかもしれません。また、スマホのアプリの方が向いている可能性もあります。
その手帳で自分がどうなりたいのか、もう一度考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
手帳が続かない原因と手帳を続けるコツを紹介しましたがいかがだったてしょうか。
ポイントは手帳の目的を明確にして、その目的に合った手帳を使うこと。
なんのために手帳を書いて、どうなりたいのかを具体的にイメージできればあとは書いていくだけです。
世の中にはさまざまな手帳術が溢れていますが、まずは手帳と仲良くなることが必要です。だから毎日開いて毎日書くことがとても大切です。
また、自分に合う手帳と出会えるかどうかも重要です。アンテナを高くして色々なタイプの手帳にチャレンジしてみましょう。新しい発見があるかもしれません。
この記事は以上です。この記事が少しでも手帳を続けるヒントになってくれたら嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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